裁断機の生の比較体験レビュー 使い勝手&使用感編
裁断機 使い勝手の比較体験レビュー
作業スピードも含めればPK-513Lがダントツな印象
使い勝手の感じ方は個人差もあることは留意すべき
ある程度、販売価格との比例という感じも強い
3つの裁断機を項目別にチェックしてみました
各モデルの使い勝手についてレポートする前に、そもそも「使い勝手・使用感」とは何なんでしょう??
僕が考える「使い勝手・使用感」とは、一連の裁断作業を実行する際の総合力なのかな、と思っていますし、同時に、それは長期的にストレスなく使用していけるか否かにも影響するとても大事なポイントだとも思います。
それらを推し測るべく、以下、ポイント別にチェックしてみました。 本当は製品の優劣を数値でつけるなんてしたくないのですが、あくまでも僕の体験的なものであり、3機種間の相対的なもの、という感覚でお伝えしてみます。
PK-513L | DC-210N | PT6176 | |
---|---|---|---|
裁断がスムーズで鋭い切れ味か | ○ | ○ | △ |
裁断時に必要な力は適当か | ○ | ○ | × |
正確な裁断位置を簡単に導けるか | ○ | ○ | × |
大量の処理がスムーズか | ○ | × | ○ |
小規模冊子等の処理が可能か | ○ | ○ | ○ |
仕上がりの品質は問題ないか | ○ | ○ | △ |
安定利用に適するか | ○ | ○ | △ |
保管や設置が面倒でないか | × | ○ | × |
数値化合計 | 22 | 22 | 15 |
他にも「使い勝手・使用感」を推し測れるポイントってあると思いますし、上記に僕が挙げたポイントの中にも、実は不要というものもあるかもしれません。
しかし、・・・数値化してみるのも、案外おもしろいですね。PK-513LとカールDC-210Nが、同じポイントになるとは思ってませんでした。
体験的にオススメできる使い勝手の良い裁断機は2機種!
僕が所持している3つの裁断機はそれぞれに魅力があるんですが、「使い勝手&使用感」という観点からアプローチすると、体験的に2機種が挙がります。
大型裁断機なら「PK-513L」
素晴らしくシャープな裁断能力を体感できます。目盛りやガイドなども含め、裁断機本体の品質がとても高いので、本を裁断した際の仕上がり品質も非常に高いレベルを実現できます。
大は小を兼ねる・・・という言葉もありますから、コンパクトタイプにこだわる必要がないのであれば、事実上、最も使いやすくて仕上がりの品質も高いレベルで伴う機種だと思います。
コンパクトタイプなら「カールディスクカッターDC-210N」
コンパクトさが魅力のディスクカッタータイプ。刃が小さいので安全性が高く、リラックスして使う事ができます。
一度の裁断処理量が少ないのが難点ですが、それを十分に上回るメリットも豊富ですね。安全性が最優先なら迷わずこの機種です。
裁断位置の割り出しとそれに伴う本のセッティングもとても簡単ですし、実際の裁断も本当に楽に完了できます!
PK-513LとカールDC-210Nなら、どちらを選ぶ!?
PK-513LとカールDC-210Nなら、どちらを選ぶのか・・・これはかなり究極の選択に近いモノがありますね。
上記でも書きましたが、スペースや価格的なポイントがクリアーできる、又は、大型の裁断機が必要だと判断するのであれば「PK-513L」。
コンパクトタイプや安全性をとにかく優先するのであれば「カールDC-210N」。
どちらも優劣をつけがたい水準のパフォーマンスですので、優先したいポイントや使用目的などから、最適なものを判断する・・・という方法で選んでいく以外ないと思います。
どちらを選んでも快適な自炊作業は実現できる・・・これは確実だと思います。