ダーレー200DX 自炊作業中の2つの要注意ポイント
ダーレー200DX 自炊作業中の2つの要注意ポイント
台座の持ち手がないのでちょっと持ち上げたい時に結構困る
縦置きから横置きにする際、デスクをキズつける場合がある
→ ダーレー200DXのポイントまとめページはこちら
ダーレー200dxは縦置き収納ができる卓上の大型裁断機として進化するなど画期的な反面、これまで5機種所有、メーカーから無償貸与を含めトータル6機種の裁断機を実際に利用してきた経験上、どうしても気になってしまうポイントもあることも事実です。
現状、購入予算としては最も値の張る裁断機ですし、使いづらい面も存在していることをしっかり把握し、納得して購入に至る必要があると思いますのでぜひ参考にされてください。
台座に持ち手がないため持ち上げる際に不便
ダーレー200dxは、プラスPK-513Lを製造していた高崎精機が同じく製造しているのですが、PK-513Lにはあった台座部分の持ち手がなぜかなくなっています。
これについては、製造メーカーである高崎精機の担当者の方も既に把握されていました。他のユーザーからも指摘があったのかもしれません。今後、改良される可能性もあります。
●PK-513L
●ダーレー200DX
裁断作業がスタートできるように設置した後、
・ちょっと場所を移動させたいので台座を持ちあげたい
・LED照射用の電池が外れたりしていないか台座を軽く浮かせて簡単にチェックしたい
・外し忘れた刃受けを、同じく台座を軽く浮かせてサッと取りたい
などの際にかなり使いづらいです。
メーカーとしては、もしかしたら、ハンドルが上がってる状態で台座を持ち上げたりできないようにすべく、わざと持ち手部分を設けていないのかもしれません。その方が安全性が高まるとは確かに思います。
しかし、実際に使っていると、
・場所を隣のデスクにちょっと移動させたり
・台座裏の電池ボックスが粘着テープから外れたり(←実際に起こりました)
・横置きにしてハンドルを上げてから刃受けの取り忘れに気づいたり
ということが起こるんですよね(笑) そういう場合に台座に持ち手がないため、結局、ハンドルを戻して折りたたんで縦置き状態に一旦体勢を変えた上で移動させたり、電池ボックスをチェックしたり、刃受けを取り外したり・・・という面倒なことをしなければならないんですね。
特に、刃受けを設置している状態だと、ハンドルを折りたたみ状態にできないため、刃受けまで外さなければいけないわけで・・・かなり面倒です。
大まかに言えば小さな問題なんですが、実際に直面すると「面倒くせー!」って感じます(笑)
縦置きから横置きにする際、角がデスクの表面をえぐる場合がある
ダーレー200DXの最大の特徴は折りたたんで縦置き収納が可能なこと! よくもこれを実現したなーって感心すべきポイントです。
おかげで縦置き収納が実現して簡単に省スペース保管ができるようになり、喜んで
・ハンドルを折りたたむ
↓
・持ち上げて縦置き
又は、
・縦置き保管状態のハンドルを持ち上げ
↓
・横置きにすべく倒していく
という作業を繰り返していたところ、なんと、デスクに傷がついてることを発見! 管理人の場合、古い台の上で撮影していた際に気づいたので大きな問題ではなかったんですが、ダーレー200DXを立てたり寝かせたりする際、気を付けて行わないと台にキズがつくことを最初から把握しておく必要があります。
裁断機構部のゴム足との境となる部分が鋭くなっていて、縦置き状態から斜めに傾けていく際、作業台に当たってしまい、台がえぐられる格好となってしまいます。
これを防ぐ方法としては、
・片手だけで行わず、もう片方の手を台座の下に添え、両手で行う
・支点となる台座の角部分に段ボール片などを敷いたうえで作業する
などを実施すべきです。
実際、管理人の動画において、最初は片手で立てたり寝かしたりの作業風景を撮影したのですが、キズに気がづいたため、両手で作業する作業工程で再度撮影し直しました(笑)
作業台のキズは全く気にしなくて済む場合は良いのですが、例えば、新品のデスクとか、キズなどつかないよう大事に使っているテーブルなどで作業する場合は、ぜひぜひお気をつけ下さい。
と言うわけで、以上、ダーレー200DXに関して2つの使いにくいポイントをお伝えしてみましたが、準備することで問題が完全に解消できたり、工夫して利用することで軽減させることも十分に可能です。
ダーレー200DXの場合、画期的で使いやすいポイントが満載の裁断機ですので、欠点をユーザー側で上手くカバーしながら利用することで、トータルの快適度を上手にアップさせることが可能だと思います。
