ダーレーDurodex200DXを使った裁断の流れを動画を交えてリアル解説します

ダーレーDurodex200DXの使い方〜裁断作業の流れ【動画あり】

  ダーレーDurodex200DXを使った裁断作業の流れ

 

縦置き収納が可能な画期的な卓上大型裁断機
受け木は台座裏に格納
PPC用紙200枚まで一度に断裁(メーカー発表)
縦置き状態から横置きにする際は両手を推奨(詳細は下記参照)

 

ダーレー200DXのポイントまとめページはこちら

 

ダーレー200DXを使った裁断作業は、基本的には他の卓上タイプの大型裁断機と同じです。ただ、ダーレー200DXは折りたたんで縦置き収納が可能という画期的なスタイルであることから、縦置き収納時から→裁断→再び縦置き収納、という最もダーレー200DXらしい流れに沿う形でお伝えします。

 

まず、一連の裁断作業を動画撮影しましたのでチェックしてみてください。

 

 

それでは、以下、画像による裁断作業の流れです。

 

縦置き状態から→裁断作業できる横置き状態へ

 

ダーレー200DXは↑折りたたんでの縦置き収納・保管が可能のので、プラス社の卓上大型裁断機では考えられなかった状態になってます。箱に入れてるわけではないのに立ってるんですから(笑)

 

 

 

折り畳み状態になっている関係上、刃受け(黄色の長い棒状のもの)は取り外して保管する必要があるため、台座の裏側に格納できる仕様になっています。

 

裁断作業をするには縦置き状態から横置きにする必要がありますが、その際、片手ではなく、両手でゆっくりと行うことが大事!というのは、縦置き→横置きへと重心が移動する際、ダーレー200DXを設置しているデスク等の台の表面をえぐるような形で傷をつけてしまうためです。管理人は実際にこれをやってしまい、傷がついてしまってから気づく始末でした・・・。

 

 

 

横置きにすると、ハンドルが折りたたまれた状態になっているので、

 

 

 

↑ハンドルのロックを解除しながら、ゆっくりとハンドルをリリースしていきます。

 

 

刃受けの設置

 

 

 

ハンドルを裁断作業時のデフォルトの位置にリリースしたら、刃受けを挿入していきます。上記右側の画像を見るとわかりますが、黄色の刃受けを完全に挿入完了しても、左側に1センチほど刃受けが出っ張った状態になりますが、これがデフォルトなので問題ないです。

 

 

裁断作業

 

 

 

ここからはプラス社などの通常の卓上大型裁断機と同じ作業になります。裁断したいラインを調整しながら書籍の設置位置を決めていきます。その際、台座の左側にある赤いボタンを押し、刃が下りてくるラインをLEDで照射させ、カットラインの目安とすると本の設置位置を決めやすくなります。

 

 

 

本の設置位置が決まったら、ハンドルを下して裁断していきます。最後まで下していくと、プツッン、という弦を弾いたような音がしますが、書籍が完全に断裁された合図です。

 

ハンドルを元に戻し、そのまま裁断作業を終了する場合は、左側のLED照射のスイッチをOFFにしておきます。ここ結構忘れがちなので・・・。

 

 

再度刃受けを引き抜くなど撤収作業

 

 

 

黄色の刃受けを引き抜き、ハンドルを折りたたむ作業へ。ハンドルロックを解除し、ハンドルを裁断する要領で下げていきます。

 

 

 

一番下まで下げるとロックが自動でかかります。手を離してもハンドルが折りたたまれた形で固定されているかしっかり確認してください。確認後、両手で持ち上げるようにしながら縦置き状態に戻します。

 

 

 

縦置き状にしたら、台座の裏側に黄色の刃受けを格納し、折りたたみ作業が完了、収納可能となります。

 

 

以上、ダーレー200DXを使った断裁作業の一連の流れをお伝えしました。購入する前からダーレー200DXがどうのような仕様の裁断機なのかわかっていたわけですが、実際に体感してみると感動しますねー(笑) 卓上タイプの大型裁断機が折りたためて縦置きできるだなんて・・・。よく考えたなーって感心します。

 

この改良によって卓上タイプの大型裁断機が抱えていた保管・収納のマイナス面が一気にクリアーされたわけで、保管スペースの問題から購入を見合わせていた方々にとっての問題がなくなったと言えますよね。ホントにすごい新機能だと実感しました。

 

実際の裁断作業についても至って快適!切れ味も良好だし、特にこのダーレー200DXは一度に裁断できる量が拡大しています。これまではPPC用紙180枚だったわけですが、これが一挙に200枚まで拡大!

 

平たく言えば、360ページの書籍がこれまでのMAXだったものが、一挙に400ページに上限が上がったわけで、裁断の快適性が確実にアップしたと言えます。

 

実際今回撮影時に裁断した本はかなりの厚さのものでしたが、カッターで分割作業を行うことなくダイレクトに断裁できましたし、ハンドルを下げて切り落とし作業中も楽でした。

 

その分価格も他の機種に比べて割高ですが、高いだけの機能はしっかりと備えた機種と言い切れるかと思います。

 

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