自炊は合法 でも自炊代行業者さんは?
本を裁断機で解体し、ドキュメントスキャナーで読み取り、PCやスマートフォン、電子書籍リーダーにデータを保存し、それらを個人利用の範囲内で楽しむ一連の流れを自炊と言います。
いわゆる、本の電子化ってやつですね。
このような自前の電子書籍を自分が楽しむ目的で行う自炊自体は、著作権法で私的複製として認められています!なので、ぜひ安心して自炊を楽しんでくださいね。管理人自身も、バンバンこのサイト上で裁断機などの情報をお伝えしていきます。
で、今問題になっているのが、この自炊を代行して行っている業者さんの存在なんです。
今日12月20日、作家の東野圭吾さんや漫画家の弘兼憲史さんらが、自炊代行の業者を相手取り、営業の差し止めを求める訴訟を起こすことになったようです。裁判沙汰になったわけですね。
当サイト管理人の私としては、自炊を純粋に楽しんでもらいたいなぁーっていう想いです。だって、古い昔の本でも何でも、そのままの状態で激しい劣化に見舞われることなく、ずっと良い状態で保存できるんですよー!
だから、5年後とか10年後とか、はたまた50年後とか100年後とかだって、データをキチンと管理さえしていけば、すごく良い状態で閲覧することが可能なんです。
これって凄くないですか?
さらにさらに!今、スマートフォンが凄い勢いで普及してきてますよね。
これを利用して、自炊した電子ファイルをスマホにダウンロード。いつも持ち歩いているわけなんで、いつでもどこでも自炊した本、雑誌などを楽しめちゃうわけです。
これ、すごい有難いメリットですよ。だって、雑誌とかって買ったは良いけど、案外、全部読み切ってないことって多くないですか?
時間もないし、じっくり読んでいられないこともしばしばですよね。
だから、自炊してしまいスマートフォンに落して、例えば通勤時間とか、ちょっと時間があいた時などに、パッと読むことができちゃうんですね。管理人はこの方法で、かなりいろいろと楽しんでます。
話がそれましたが・・・・。
いずれにしても、自炊って素直に楽しいものだし、とても便利で有難いことなんですよね。なので、純粋に本の電子化、便利に活用して欲しいなって思います。
2011/12/20